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京都マルイの閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?

こんにちは、Tomoです(^^)

今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます(^^)

京都の四条河原町、阪急電鉄京都線河原町駅の真上ある商業施設、

京都には、マルイのほかに、大丸、伊勢丹、高島屋や、つねよし百貨店(これはちょっと違うね(笑))といった百貨店がありますが、

京都マルイといえば、「31Sons de mode」が入ったり、若者向けファッションに強い百貨店というイメージで、駅の真上でいい場所にあるので、待ち合わせ場所としても親しまれてきました(^^)

ここは、9年前は阪急だったのですが、それから10年も経たないうちに、今度はマルイが閉店、次はどうなってしまうのでしょうか?

京都マルイ閉店の背景は?

京都マルイの閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?
引用元:京都マルイ

 

マルイを運営する丸井グループは、2020年5月に京都マルイを閉店すると発表しました。

ただし、7階と8階にあるレストランは閉店後も営業を続けるとのことです。

 
ちまたでは、半年くらい前から、京都マルイの閉店のうわさがささやかれていました。

 
閉店の理由について、丸井グループは「ビルを所有する住友不動産との10年間の契約満了」としていますが、

実際のところは、「当初の想定より売り上げの伸び率が低く、住友不動産との契約満了のタイミングで撤退を決めた」ということです。

京都マルイのビルを所有している「住友不動産」とは、更新に向けて協議を続けてきたが、合意できなかったようです。

 
京都マルイは、2010年に閉店した阪急百貨店の「四条河原町阪急」の後継テナントで、京都繁華街のど真ん中である四条河原町駅の真上にあり、最高の立地。

2011年4月27日に京都エリア初のマルイ店舗として開業しました。

きっと丸井グループは、阪急とは違うカラーを打ち出すことで、成功をもくろみんだと思いますが、

ここ最近は、周辺にある、京都高島屋や新しく入る商業施設との競争の激化で、京都マルイは売り上げが伸び悩んでいたということです。

僕が思うに、京都マルイは、四条河原町駅は、地上で繁華街を歩いている分にはいいのですが、

通勤者がよく通る地下からいくには、ちょっと分かりづらい場所にあるのが難点。

そして、四条河原町駅の西側には、高島屋と大丸という大きな百貨店が2つもあるので、お客さんはそちらに足を運んでしまうというところが、

「高島屋」と「大丸」に後れをとった原因なのではないかと思います。

 
きっと、2010年に閉店した阪急も、同じ原因で閉店に追い込まれていったのではないでしょうかね…

 

そして、ここ最近は、ガラリと商業形態が変わってきました。

というのも、いわゆる「カテゴリーキラー」と呼ばれる小売店が登場し始めたことによって、そごうのような百貨店は衰退してきました。

紳士服だと「洋服の青山」や「Aoki」、軽衣服なら「ユニクロ」や「しまむら」といったこれらのお店は、単に価格の安いだけでなく「この品質でこの価格ならいいか」といった適度な価格と品質のバランスで勝負するカテゴリーキラーが一般人のニーズに合ってきたためだと思いますね。

また、電器店でいうと、「ヤマダ電機」や「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」、スポーツ用品は「スポーツオーソリティ」や「スーパースポーツ」などいった小売店の登場で、これらの商品は百貨店では太刀打ちできない形となりました。

 

ただし、百貨店でしか手に入れられないような、高級食材や高級ブラント商品などがありますので、百貨店の価値もあります。

これからの時代、百貨店は大都市でしか営業できないとは思っていましたが、

京都のように百貨店が何店舗もあると、いくら大都市でも、さすがに厳しかったということなんですね…

京都マルイは閉店後どうなるの?

さて、2020年5月に閉店する京都マルイは、閉店後、一体どのようになるのでしょうか?

住友不動産はマルイの撤退後、別のテナントを入れる方向で検討していますが、まだ具体的なテナントは未定とのことです。

 
先程、話した通り、「高島屋」と「大丸」という大きな百貨店が2つもあること、百貨店は今衰退の流れを辿っていることから、

もう百貨店は間違いなく入らないと思います。

ですが、最高の立地がまた新しく使えるので、京都にとっては大きなチャンスでもありますよね!

住友不動産には、京都市などの行政や市民の意見を反映して、ぜひ立派な京都の街づくりに貢献していただきたいと思います。

 
※2020年6月16日更新

京都マルイは、本当に5月12日に閉店してしまいましたね…

京都マルイの跡地が何になるのか大きな注目が集まっているところですが、

やはり百貨店になる可能性は低いという噂が流れています。

京都という町自体は、もうこれ以上なにも手を入れてなくても、既に十分に栄えていて、世界の観光名所になっているわけですから、観光地として足りない部分を補充するという考えに傾いているようですね…

今年、京都ではホテルの開業ラッシュが続く予定で、2020年秋には「ホテルミュッセ京都四条河原町名鉄」、「京都浄教寺ホテル(仮称)」がオープンの予定。

2021年には「ホテルフォルツァ京都四条」「サンフロンティア不動産ホテル」がオープンされる予定の為、

これらホテルに宿泊する観光客が訪れる店舗を入れるのではないかと噂されているようです。

 
ドラッグストア、ディスカウントストア、コンビニ等が有力とされているようですが、京都マルイの大きな売り場をどう埋めていくのか、楽しみですね(^^)

京都には日本人のみならず、世界の各国から観光客が訪れるわけですから、ワールドワイドな視点と古来の日本文化の融合をテーマとした何かを作る事が出来ればと思うのですが、どうなんでしょう…

まとめ

いかがでしたか?

京都からマルイがなくなるのは寂しいですが、それが時代の流れ。

京都マルイは、「世界の京都」でも最高の立地にあるので、次に何が出来るかによっては、新しいスタイルの京都が生まれるかもしれません。

 
期待して、次のニュースを待つことにしましょう(^^)

 
それでは、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!