こんにちは、Tomoです(^^)
今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます!
来年2021年に公開予定の映画「ゾッキ」の製作発表が2月3日に行われましたね。
ピエール瀧さんの復帰作ということで、会見には報道陣も多く集まりましたが、実はこの「ゾッキ」という映画は、話題満載の映画なんです。
そこで、ここでは映画「ゾッキ」のあらすじやキャスト、原作についてまとめていきたいと思います。
目次
「ゾッキ」のあらすじは?
「ゾッキ」は、漫画家・大橋裕之氏の作品を実写化した映画となります。
「ゾッキ」は、天才と名高い人気漫画家・大橋裕之さんが書き下ろした、デビュー後初期の幻の作品をまとめた短編集。
大橋裕之さんがまだ上京する前に、自費出版していた『謎漫画作品集』『週刊オオハシ』、その他、漫画誌、ミニコミ誌などに掲載された作品を集め、
2017年5月16日に「ゾッキA」「ゾッキB」の2冊の構成で、まとめて刊行されています。
この2冊に描かれている短編漫画は40くらいあります、短編をつなぎ合わせて、一本の長編映画にするそうですね。
■ピエール瀧は荒くれ漁師役
その中で、ピエール瀧さんが演じることが分かっているのが、「Winter Love」という作品に出てくる荒くれ漁師の役。
「Winter Love」の主役は、冴えない男・藤村。
藤村はいつものコンビニで週刊プロレスを立ち読みしていましたが、ふと旅に出ようと思い、
自分探しが嫌いな藤村が、ホムセンの寝袋一つで東京から自転車で東海道を南に旅する自分探しの旅に出るというお話です。
原作では、旅の途中、藤村が立ち寄った清水の漁港で、漁師から刑務所に入っていた定男が「4月にシャバに出てくるってよ」という流れに…
漁師と一緒に酒を交わしながら「定男は組合に戻るのだろうか」「戻ってもすぐに暴れてダメだろう」「暴れたら俺がブッ飛ばしてやる」「定男は柔道で全国大会に行ってるよ」と穏やかではない話を聞くのですが、
この荒くれ漁師・定男を演じるのがピエール瀧さんなんですね。
映画ではどのような展開になっていくのか楽しみです。
■タイトル「ゾッキ」の由来について
ちなみにですが、タイトルの「ゾッキ」という作品名についてですが、
「寄せ集め」「ひとまとめにした」という古本市場で使われる特殊用語で、安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」が由来となっています。
「ゾッキA」「ゾッキB」は、以下の通り、とても評判がいい漫画ですので、一度読んでみると新しい世界観が味わえると思います(^^)
大橋くんの漫画「ゾッキA」「ゾッキB」どちらともグッとくるし、今4、5年かかって描いてる自分のマンガよりズッと面白い。絶対読んだほうが良い pic.twitter.com/KfbmXS9vdF
— 堀道広 (@ookinaosewa) 2017年5月29日
ゾッキA
知ってる人は知っている、孤高の天才、高橋裕之先生の短編集。絵が特徴的。かっこ悪い人をかっこ悪く描く天才。意味がわからない?何がおもしろいのかって?
リアルじゃないシチュエーションのなかに、どうしようもない人間臭さがあるのがいいんだよ。わからなくてもいい、僕は好き。 pic.twitter.com/Ohi9AlY54P— イカスミ (@IkasumiJiro) June 19, 2018
「ゾッキ」の原作者・監督・キャストは?
原作者:漫画家・大橋裕之
1980年1月28日生まれの[birth day=”19800128″]歳で、まだまだ若くて、これからが有望な漫画家です。
漫画家・大橋裕之さんは、2020年1月公開映画の「音楽」(岩井澤健治監督)の原作者としても知られており、
独自のタッチ、ストーリーの唯一無二性から“孤高の天才”といわれています。
中でも「ゾッキ」は、天才漫画家・大橋裕之さんの自費出版時代の幻となっていた最高傑作と名高い作品。
「ゾッキ」が実写映画化されることに対して、大橋さんは、
「映画化には、いまだにびっくりしている。変な漫画だと言われるので、より変になるとうれしい」
という期待のコメントを寄せています(^^)
監督:竹中直人・山田孝之・斎藤工
2018年、竹中直人さんが「ゾッキ」を読んでほれ込み「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望して、山田さんと齊藤さんを映画監督としてのオファーをしたようです。
■竹中直人・コメント
「まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!」
「一こま一こまがとても映像的で、これを映像にしなくてどうすると思った。切なさとか叫びたくなるような悲しさとか、いろんな人間の感情が含まれていて、全てが魅力的だった」
■山田孝之・コメント
「初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います」!」
■斎藤工・コメント
「大橋さんの漫画は見れば見るほど意味を感じる。完成度がものすごく高いので実写化は不安だが、実写ならではの息吹を込めたい」
「監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております」!」
キャスト:ピエール瀧
先程のあらすじの中でも説明した通り、ピエール瀧さんは、荒くれ漁師の定男役で出演します。
竹中直人さん、斎藤工さんも2019年の映画「麻雀放浪記2020」で共演していていますが、特に、山田孝之さんは、2013年の「凶悪」、2019年のネットフリックスドラマ「全裸監督」でピエール瀧さんと共演していて、ピエール瀧さんの復帰を後押しした第一人者の一人といわれています。
映画関係者によると、「監督の3人もピエールの演技を楽しみにしている。薬物で失敗したが、本人は猛省している。良い形で仕事を再開してほしいと願っているそうです」と話しているそうです。
映画「ゾッキ」のロケ地は?
映画「ゾッキ」の撮影は、愛知県蒲郡市で行われます。
なぜ、この場所がロケ地に選ばれたのかというと、蒲郡市は原作者・大橋裕之氏の出身地だからです。
この映画のエキストラとして「蒲郡プロジェクト委員会」のメンバーが100人ほど参加するとのこと。
ドキュメンタリーの製作やチャリティー活動なども行われるということで、地元あげての暖かい作品になりそうです(^^)
まとめ
いかがでしたか?
「ゾッキ」は、ピエール瀧さんが出演することもありますが、そもそもが話題性たっぷりの映画なので、公開がとても楽しみですね(^^)
ピエール瀧さんはとても誠実なお人柄で知られているので、早く世間からも信頼されるようにお仕事を頑張って欲しいものです!
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!