こんにちは、Tomoです(^^)
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2020年3月8日に行われた第43回日本アカデミー賞で、映画「新聞記者」で松坂桃李さんと共に主演を演じた韓国の女優シム・ウンギョンさんが最優秀主演男優賞を受賞しました。
シム・ウンギョンさんは「韓国映画界の至宝」といわれる程の韓国での国民的女優さんで、子役時代から日本でもお馴染みの話題作に出演していました。
そんな韓国出身のシム・ウンギョンさんがいきなり日本映画に出演して、それも流暢な日本語を話していることに驚いた方も多いと思います。
ここでは、シム・ウンギョンさんが日本に進出した理由、日本語が上手い理由について調べた内容をお伝えしたいと思います!
シム・ウンギョンの日本語の実力はどのくらい?
映画「新聞記者」ではアメリカ育ちの日本と韓国のハーフの新聞記者という設定だったこともあり、日本語が上手くないといった悪い評判にはなっていないのですが、
それにしても日本アカデミー賞でのスピーチで話す日本語がうまいことに驚きました。
ですが、映画では決まったセリフを話しているわけですし、授賞式でのスピーチも、最初から決まったセリフを話せばいいということころもあるので、本当の日本語の実力はわかりません。
こちらに「伊藤さとりのシネマの世界」でインタビューに答えているシム・ウンギョンさんの動画をみつけましたので、ご覧になってください。
そして、こちらが日本アカデミー賞授賞式の後の単独インタビューの動画。
🏆最優秀賞受賞者インタビュー
最優秀主演女優賞:#シムウンギョン さん(「#新聞記者」)#日本アカデミー賞43 #日本アカデミー賞 pic.twitter.com/NJV3QIWih0
— 日本アカデミー賞協会 (@japanacademy) March 6, 2020
どうでしょうか?
その場で言葉を選びながら話していますが、日本語がとても上手なのが分かります。
通訳さん無しでこのように公式の場で話しているから、本人も日本語を話せる自信があるのでしょうね。
日常会話はある程度普通に出来るレベルにまで達しているのではないでしょうか?
シム・ウンギョンの日本進出の理由は?日本語はいつから上手い?
シム・ウンギョンさんが日本の芸能界に進出したのは2017年。
2017年4月に初めて日本の芸能事務所「ユマニテ」とマネジメント契約を締結していますが、それまでは、日本語は全く話せる状態じゃなかったようです。
そんな彼女が日本に進出しようと考えたのは「いろんな経験を積みたいから」。
「俳優という仕事は、つねに勉強し続けなければならないですし、いろんな作品に挑戦することはもちろん、自分の人生でも、いろんな経験をすることが大事だと思っています。芝居というのは「ひとりの人間を見せる仕事」ですから。」
「いちばん大事なのは、いろんな経験をしながら、そこで実際に過ごした時間や、自分自身が感じたことが、何かの役を演じる上でもすごく大事なことであることに気がついて。
それで、韓国だけではなく、いろんな国でいろんな経験をしたいなって思うようになったんです。そのひとつの国が日本でした。」
引用元:CINRA.NET
シム・ウンギョンさんは、もともと日本の文化全般に興味を持っていたのですが
中学校の頃に初めてみた日本映画である、岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』(2001年)と是枝裕和監督の『誰も知らない』(2004年)に感銘をうけて、日本の映画に興味を持つようになり、「いつか日本で仕事ができたらいいな」という夢が大きくなっていったようです。
2017年になってから、日本語の勉強を始めて、2019年に「良い子はみんなご褒美がもらえる」で日本の舞台に初めてあがり、
映画も「ブルーアワーにぶっ飛ばす」「新聞記者」と立て続けに日本作品に参加するなんて、日本語習得のスピードが驚異的ですよね。
2017年に「ユマニテ」とマネジメント契約してからは、ひんぱんに韓国と日本の間を行き来していたようですので、この間、韓国でのお仕事以外はなるべく日本で暮らして、日本人や日本の生活に触れながら、語学の勉強に励んでいたのでしょう。
「日本語の勉強を始めたのは2年前。当初、取材は通訳さんと一緒にやる予定だったのですが、たとえ言葉足らずでも、自分で話したほうがインタビュアーさんの気持ちにちゃんと応えられるような気がして。それで事務所の方に自分から、“キャッチボールがしたい”と伝えました」
引用元:CREA
このように通訳さんの力に頼らず、自分の気持ちを相手に伝えたいという思いが、彼女の演技にも生きていると思いますし、今今回の日本語習得のスピードにも繋がっているだと思います。
「ユマニテ」といえば安藤さくらさんが所属していますが、ウンギョンさんも安藤さくらさんは大好きな女優さんだとのことですので、普段も面識があるのかもしれないですね(^^)
シム・ウンギョンさんは、街中を歩くのが好きで、下町の谷中銀座商店街も一人で歩いたりしているそうですよ(^^)
まとめ
いかがでしたか?
シム・ウンギョンさんは、2017に日本の芸能事務所「ユマニテ」と契約してから、日本語の勉強を始め、
2019年に日本の舞台や映画に出演し、いきなり日本トップの日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するという離れ業を成し遂げてしまいました。
日本語もとても流暢で、相当の努力があったのだと思われます。
韓国ではすでに「韓国映画界の至宝」ともてはやされいますが、その評価に溺れることなく、さらに自分自身や演技を磨くために「いろんな経験を積みたい」という思いから日本の芸能界に進出するという姿勢・行動はとても素晴らしいことだと思います。
いろんな経験を積みたいということですから、日本である程度の経験を積んだら、そのうち欧米の方にも進出するのではないでしょうか…(^^)
今後のシム・ウギョンさんの活躍に注目ですね!
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!