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ダイヤモンドプリンセス号の実態がやヤバい?専門家が船内状況告発!

こんにちは、Tomoです(^^)

今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます!

ここでこれからお届けする情報は、

2月18日にダイヤモンドプリンセス号に実際に入って、その実態を目の当たりにした神戸大感染症内科の岩田健太郎教授の意見を簡単に紹介するものです。

その内容が、あまりにも衝撃的であり、これはこの問題を抱えている我ら日本人は抑えておかなくてはならない内容と思いましたので、簡単にご説明します。

この情報はあくまで、岩田教授の私見であり、客観的な意見ではないというものの岩田教授は、アフリカのエボラウイルスや中国のSARSにも携わり対策や治療にあたった知見を持っている感染症のプロフェッショナルで、信頼のおける人物。

 
岩田教授は、この新型コロナウイルスについて当初は、
「コロナなんて大した事ない。パニクるな!日本では全然死なない。過剰に反応しすぎ!」
という意見を持っていた方でした。

そのような方が、実際にダイヤモンドプリンセス号に入って、その考えを撤回したようです。

 
こちらは、感染症のプロが実際にダイヤモンドプリンセス号に入り、どのようなことを思ったのかが分かる、傾聴に値すると内容だと思いますので、是非一読頂きたいと思います。

 
詳細を知りたい方は、最後に岩田教授が話している動画を載せていますので、是非ご覧になってご確認頂きたいと思います。

岩田健太郎教授が目の当たりにしたダイヤモンドプリンセス号の実態とは?

ダイヤモンドプリセンス号の実態がひどすぎる!船内は恐ろしい状況!
引用元:PRINCESS CRUISES

■ダイヤモンドプリンセス号には、なぜか感染症のプロは入れない!

岩田教授は、ダイヤモンドプリンセス号に入り、たったの1日で外に追い出されてしまったとのこと。

まずどのようにして、ダイヤモンドプリンセス号に入ったのかについてですが、

何故か感染症のプロフェッショナルは中には入れないことになっているとのこと。

ということで、岩田教授は、厚労省の官僚に相談したところ、DMATという災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チームに所属しているメンバーならいいとのことで、

DMATの一員として、なんとかダイヤモンドプリンセス号の中に入る許可を得たようです。

なぜ、感染症について詳しい者が船内に入れないのか不思議ですね…

 
■ダイヤモンドプリンセス号船内の感染症に対する対策がずさんすぎる!!

ダイヤモンドプリンセス号の中に入ったところ、DMATのリーダーより、DMATの仕事はできないだろうから感染症の専門家としての仕事をするようにいわれ、結局、本来の目的を果たすことが出来たわけですが、

そこで目の当たりにした実態が、大変ひどい状況になっていることが明らかに!

まず、船内に常駐している感染症のプロフェッショナルがいない。

百歩譲って、複数の専門家が入ると混乱を招くと理由から、外部からの感染症のプロフェッショナルが入るのを避けているということかと思ったら、船内には、誰も感染症のプロフェッショナルがいないとのこと。

 
また、船内の職員はマスクを付けたり、付けなかったりで、感染者らしき人とすれ違っても、普通に挨拶を交わすといった感じで、対策が取られていない状況。

おそらく、感染症のプロフェッショナルがいないので、どのような対策を打てばいいのか、船内の者たちは何も分かっていないのですね。

また、このような感染の恐れがある現場における対応策として、グリーンゾーン(安全区域)、レッドゾーン(危険区域)の区分けをすることは、基本中の基本の対策なのですが、それもされていないとのこと。

船内で職員と乗客が普通にすれ違っている実態が、それを物語っていますよね。

そして、こちらは船内にいる方からの別ルートの情報ですが、

  • 防護服は用意されていない
  • 自分の私服と靴を身につけている
  • マスクと素手のアルコール消毒のみで手袋もない

岩田教授の情報とほぼ一致していますよね。

 
■ダイヤモンドプリンセス号船内は、官僚が指示をしている

それでは、誰が船内で誰が指示しているのかとうと、

これは、日本において、感染症のプロフェッショナルが、この問題に当たっているのではなく、官僚が指示をしているという実態。

 
結果として、岩田教授は、たったの一日で船外に追い出されてしまいました。

船外に追い出された具体的な理由については、岩田教授の動画の中で話されていなかったのですが、

おそらく、岩田教授が、この船内でのずさんな対応状況に対して問題点を指摘したところ、

この船内を指示している官僚から反感を買ったというところなのではないかと思いますね。

岩田教授は、

「これまでの20年以上の医者人生でこれほどまでに感染リスクを強烈に感じたことはありません。アフリカのエボラ対策でも、北京でSARSに立ち向かっていた時もここまでこわくありませんでした」

と話しています。

この感染症のプロフェッショナルが語るこの内容について、みなさんはどのようなことを感じたでしょうか…




まとめ〜岩田教授の動画をみて思ったこと〜

岩田教授の動画を拝見して、一番疑問に思ったことは、

なぜ、ダイヤモンドプリンセス号の中に、感染症の専門家がいないのか?

また、

ダイヤモンドプリンセス号内を指揮している官僚は、岩田教授の意見に耳を傾けず、岩田教授を船外に追い出してしまったのか?

ということです。

DMATのリーダーは、きっと全体を把握出来ておらず、岩田教授に感染症の専門家としての仕事をすることを許してしまったのですが、

本来は感染症の専門家は船内に入れないことになっていますから、本当は岩田教授も船内で専門家としての行動をとってはいけなかったのでしょうね。

今頃、DMATのリーダーは官僚から大目玉をくらっているかもしれません…(^^;)

 
もちろん、このような世界的な問題になっているので、日本の官僚がこの問題に携わるのは当然のことなのですが、官僚の担当者は、感染症に関するプロではないため、このような専門家の意見を取り入れながら、国としてどう対処していかなくてはならないかを検討して然るべきだと思います。

この実態から、少なくともダイヤモンドプリンセス号においては、いかに日本の対応が危険をはらんでいるのかが浮き彫りになりました。

この意見は一人の感染症のプロフェッショナルの主観的な意見ではあるというものの、1つの意見として真摯に捉え、当事者は、この人の生命に関わる重大な問題に対して、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

それでは、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!

■岩田健太郎教授のYouTube動画はこちら⇒https://m.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds