こんにちは、Tomoです(^^)
今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます!
昨日、衝撃的なニュースがあり、びっくりしました。
2019 年12月19日の毎日新聞によると、
夫婦と子供2人の家族が京都市内で普通に暮らした場合、
税、社会保障費込みで、
- 30代は、月48万6900円
- 40代は、月54万9800円
- 50代は、月70万7500円
労組の京都総評は、これだけの生活費が必要と12月5日発表しました。
30代で月48万円も必要!?
この数字をみて、ずいぶんと奇抜な調査結果だと思い、どういうことなのか調べてみました。
生活費に必要な月48万円の内訳は?
京都総評(京都地方労働組合総評議会)がどのようにこの調査を行ったかというと、アンケートを行った模様です。
アンケート対象と内容
アンケート対象者は、傘下の組合員や家族で、30代は321件、40代481件、50代563件のデータを分析。
アンケート内容は、子育て世代に人気の伏見区で暮らすと想定した、生活実態と所持品を調べ、
2人のお子さんを抱える4人家族での「普通の暮らし」の費用を算出したそうです。
必要な生活費の内訳 〜普通の生活の定義〜
さて、どのような内訳で月48万円を想定したのかについて説明します。
■教育費
教育では、私立幼稚園、小中高は公立、50代では長男が京都市内の私立大に進むと想定しています。
確かに一般的な想定ですね。
そうすると教育費用は、
30代で2万8000円、40代で3万9000円かかると想定。
50代は、お子さんが私立大学にあがると想定し、
一気に13万円に跳ね上がります。
13万のうちの11万円は大学生の長男の費用です。
■生活費
- 43~50平方メートルの賃貸マンション
- 家賃が6万1000~6万7000円
- 夫の飲み会は月1回で4000円
- 中古の乗用車の維持費に3万7000円
- 日帰りの行楽が月1回、4人で5000円
などといった内容です。
これだけの情報では、月48万円の詳細な内訳はわからないのですが、まあそれなりの根拠で算出していることが分かります。
この数字は京都市の一般家庭に限らず、日本全国の一般家庭に当てはめても、さほど大きなズレはないのではないでしょうか?
月48万円をサラリーマンの平均収入と比較すると?
この内訳を見ると、「普通の生活」というのは、「最低でもこの程度の生活を送りたい」という内容になっているのではないでしょうか?
つまり、一般家庭の方々は、最低限の暮らしをしているということで、メンタル的にもゆとりのない生活を仕入れられているということになりますね。
民間給与実態統計調査によると、サラリーマンの30代男性の平均年収は484万円で、
平均月収にすると40.3万円になります。
手取りとなると平均年収は360万円、平均月収は30万円にになります。
お父さんだけの収入だけでは、全然、月48万円に届かないですよね。
月48万円に対するSNSでの反応は?
「普通の生活」を送るために、月48万円の確保が必要となると、
奥さんとの共働きが必要になりますし、親が学費を払えず、奨学金という借金を抱えたり、お子さんがアルバイトに追われるという、カツカツな生活を余儀されない状況になります。
アルバイトやパートといって非正規労働者の方々は、家族を持てないという事態に陥ってしまいます。
なんと、住みづらい世の中になってしまったのでしょうか。。。
さて、皆さんはどのようにこれを受けているのでしょうか?
いくつか、ツイッターであがった声を挙げてみますね。
俺たちが子供頃に過ごした、家族四人で平凡に暮らし、習い事を一つくらいやって、月に一回くらい外食し、年に一度は国内外に旅行へ行ける、 いわゆる『普通の暮らし』には年収600万円〜700万円必要です。今の状況がいかに『普通じゃない』ってことか#月48万円必要
— たけだ (@taketomonkey2) 2019年12月19日
普段は給料上げろって騒いでるのに、いざ労組が賃上げの為に試算した生活に必要な数字が月48万円だったら贅沢!って何のコントだよ…
その試算で賃上げされるならいいじゃん別に笑
豊かになりたくないのかな?笑— あいあむなりた (@im__narita) 2019年12月19日
#月48万円必要
共働きなら余裕だろとか車辞めればいいとか言われてるけど、自分でさえ週6で朝から晩まで働いて手取り20が稀なのに子供の面倒みてくれてる奥さんに更に働けって無理な話でしょ
車だってどこ行くにも公共交通機関の繋がりがいい都会ならまだしも田舎じゃ手放せないよ…— 東雲夕紀 (@youto_4545) 2019年12月19日
#月48万円必要 「贅沢だ」とか「共働きすればいい」って意見が結構あるけどなんでみんなで「そうだそうだー!お金いっぱい欲しい!!」ってならないんだろうね
足を引っ張り合って下に合わせようとするのは国民性なんだろうか
— たいちょ。永遠の飯塚高史推し♡ (@MAtoRUTTAN) 2019年12月19日
上記以外にも、ツイッター上では、いろいろと声があがっていますけど、
「30代ではなかなか48万円もらえる仕事はない」「夫婦で共働きが必要」のような、今の賃金水準の低さを嘆く声や、
ほかにも「子育て世代だけの問題ではない」「平均年収が上がらず、物価・消費税が上がっていることが問題」や「48万円の生活はぜいたく」という声も多く挙がっています。
まとめ
いかがでしたか?
今の日本の一般家庭は、最低限のカツカツの生活を送っているのが現状です。
夫婦で共働きをしなくても、普通に暮らせる日本になるように、世の中を変えていかなくてはなりません。
僕個人の意見としては、これからさらに老齢化が進んでいきますが、今の老人は70代になっても元気な人が多いです。
今回の問題にすぐには直結しませんが、そのような元気な「老人が生きがいのある生活」を送れるようすれば、年金問題や労働力不足といった問題だけでなく、様々な知恵や発想も増え、様々な問題解決につながっていく思うのですが、いかがでしょうか?
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!