こんにちは、Tomoです(^^)
今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます!
イギリス出身の世界の歌姫アデルさん。かつてはぽっちゃり体型だった彼女が45キロ以上の減量に成功し、注目を集めています。
食事療法とエクササイズで見事45kg以上の減量に成功したということですが、
そのダイエット方法の中で、4年間で40ポンド(18kg)以上も体重を落としたという、欧米でも大注目の「サートフードダイエット」です。
アデルさんほかにも、イギリスで人気のモデルでテレビタレントのロレイン・パスカルやジョディ・キッド、ヘビー級ボクサーでモデルとしても活躍しているデヴィッド・ヘイ、ヨット選手のベン・エインズリーなどのアスリートも実践しており、健康的に痩せられそうとイギリスで話題になっています。
ここでは、その「サートフードダイエット」実践方法について調べていきたいと思います。
目次
サートフードダイエットとは?
「サートフード」とはサーチュイン遺伝子を含む食品のことをいいます。
サーチュイン遺伝子は「抗老化遺伝子」とも呼ばれていて、おもに植物性タンパク質類を食べると「痩せる遺伝子」が活性化され、脂肪燃焼と細胞の回復作用を促進し、痩せることができるというものです。
まさに「抗老化遺伝子」の名のごとく、老化を防ぎ寿命が延びる効果もあるようです。
赤ワインやチョコレートに含まれているポリフェノールや、エクストラヴァージンオリーブオイル、そば粉、セロリ、コーヒー、抹茶、パセリ、大豆、りんご、いちごなどがサートフードです。
これは、食事を我慢するのではなく、逆に食事をして痩せるという方法なので、空腹に苦しまず、筋肉も落とすこともなく健康的に痩せられる方法で、
しかも、トレーニングをして痩せる方法ではないため、運動があまり得意でない人でも痩せることが出来る、大注目のダイエット方法なのです!
サートフードダイエットを生み出したのは、2016年に『ザ・サートフードダイエット』を出版した
イギリス出身の栄養医学の研究者エイダン・ゴギンスさんとグレン・マッテンさん。

2016年に出版ということは、アデルさんはこの本が出版されてすぐに、このダイエット方法を実践したということですね(^^)
エイダン・ゴギンスさんとグレン・マッテンさんは、2015年からもともとは減量でなく、サーチュイン遺伝子が健康に及ぼす影響を調べるために40人の成人にサートフード中心の食生活を送ってもらう実験をしていたようです。
すると健康に効果以外に、1週間で平均3キロの減量効果が現れたとか。
そこから2人はサートフードを使ったダイエット方法を研究、提唱し始めました!
サートフードダイエットの効果的な実践方法!

エイダン・ゴギンスさんとグレン・マッテンさんが考案したダイエット方法は、2つのフェーズに分けた3週間のダイエットです。
■第一フェーズ
第一フェーズは7日間。体重を減らすのが目的。
1日目から3日目は、1日の摂取カロリーを1000キロカロリー以内に収めること。
サートフードを使ったグリーンジュースを1日に3回、そして主にサートフードを使った食事を1回摂取します。
4日目から7日目は、1日の摂取カロリーを1500キロカロリー以内にすること。
1日にグリーンジュースを2回、食事を2回摂取します。
■第二フェーズ
第二フェーズは14日間。この期間は体重を維持するのが目的です。
サートフードをメインにした食事を1日3回、グリーンジュースを1回摂取。
もしお腹がすいたらサートフードのスナックを食べてもよいそうです。
従来のダイエット方法と大きく違う点は、しっかりと食事をとるので、
実験に参加した人たちからは口を揃えて「食事の量が多い、多すぎる」という声があがるとか!
また実験に参加した人の64%は筋肉量が減ることがなく、むしろ増える人もいたとか。
ダイエットすると見た目がげっそりしてしまう人もいるけれど、この方法ならそんな心配は無用とか。しかもカロリーを守れば、ダークチョコレートもワインもOK!
サートフードの食材・食品をリストアップ!
サートフードは、ほとんど手軽にスーパーで購入できます。
こちらに主なサートフードをリストアップしました。
ケール、玉ねぎ、ルッコラ、トマト、パセリ、セロリ、
オレンジ、グレープフルーツ、イチゴ、ブルーベリー、リンゴ、バナナ、ケイパー、
大豆(豆腐、納豆、味噌汁含む)、きな粉、そば粉、
赤ワイン、ブラックコーヒー、ココア、抹茶、緑茶、豆乳、
85%以上のダークチョコレート、くるみ、
オリーブオイル、醤油、
唐辛子、生姜、ターメリック
サートフードに共通する点は、抗酸化作用があることです。
細胞を老化させる活性酸素を撃退すると同時に、サーチュイン遺伝子が活性化します。
グリーンジュースのレシピを紹介!

こちらでは2種類のグリーンスムージーをご紹介します。
1つ目は、第一フェーズの1日目~3日目で作るのがいいですね(^^)
■136.4kcalメニュー
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材料
- バレンシアオレンジ1/2 …17kcal
- りんご1/2…62kcal
- ルコラ30g…5.7kcal
- ケール75g…21kcal
- セロリ150g…22.5kcal
- パセリ5g…2.2kcal
- レモン汁1/2個分…6kcal
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作り方
- ケールとパセリ、ルコラをジューサーにかけ、50mlほどのグリーンジュースを作る
- セロリとオレンジ、りんごを加えてジューサーにかける
- 絞りたてのレモン汁を加えて完成!
■208.4kcalメニュー
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材料
- りんご1/2…62kcal
- バナナ1/2…43kcal
- ルコラ30g…5.7kcal
- ケール75g…21kcal
- セロリ150g…22.5kcal
- パセリ5g…2.2kcal
- レモン汁1/2個分…6kcal
- 豆乳100cc…46kcal
- ルコラ、ケール、パセリを先にジューサーにかけ、グリーンジュースができたら果物とレモン汁を加える
- 豆乳を加え、しっかり混ざったら出来上がり
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作り方
サートフードダイエットへの反対意見も!
サートフードダイエットは、サートフードをメインに食べるだけでなく、最初の3日間における1日の摂取カロリーは1,000kcal、残りの4日間は1,500kcalというように制限があります。
「サートフードを食べるという点でこのダイエット法を評価しますが、カロリー制限と食事に関する規制は健康的ではありません」という専門家の意見も。
管理栄養士で公衆衛生学の専門家でもあるマッケンジー・カルドウェルさんによると「1日1,000kcalでは2歳から4歳の子どもの栄養摂取量にしかならない」とのことです。
さらに、「このダイエット法では断続的断食、いわゆるプチ断食も推奨していることから、ある特定の食品を除外するほかのダイエット方法と同様に、摂食障害につながる危険性がある」という専門家の声も上がっています。
また、「大人の体を維持するのに足りないだけではなく、大人が食べ物から摂取する必要のあるマクロ栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)もミクロ栄養素(ビタミン、ミネラル)も不足します。カロリーを制限しているので体重を減らすことはできますが、効果は短期間だけでしょう」という声も。
このようにこのダイエットは、カロリー制限があるため、あまりおススメできないという声が上がっていますが、これらは第一フェーズに対しての意見のようにみえます。
一度痩せてしまえば、あとはそれを維持する第二フェーズでは、サートフード中心の食事であれば、特にカロリー制限はないようなので、うまくコントロールできれば、健康面も問題はないのかなと思います!
まとめ
いかがでしたか?
この記事を読んで、サートフードダイエットを実践する気持ちになったでしょうか?
第一フェーズは、たったの1週間なので、頑張れば実践できそうな気がしませんか?
サートフードが何かを覚えておいて、普段からなるべくサーチフードを食べるように意識するだけでも、ダイエットに大きく貢献できるのではないかと思います!
たとえば、普段はアメをなめている習慣を、ダークチョコに切り替えるだけでも全然効果が違ってくるんじゃないですかね?
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!