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松坂屋豊田店の閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?

こんにちは、Tomoです(^^)

今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます(^^)

名鉄豊田線、名鉄三河線の豊田市駅から徒歩1分、愛知環状鉄道の新豊田市駅からも徒歩3分の『T-FACE』のA館1F〜6Fにある松坂屋豊田店が2021年9月30日に閉店することを発表しました。

松坂屋には何でもそろっているので、高級ブランド品や食材をを買いたいときや、家族や親せきと美味しい食事を食べにいくときに利用しますよね(^^)

僕のような一般庶民は、なかなか頻繁には行くことがないのが松坂屋なのではないでしょうか。

ですが、いざ松坂屋がなくなってしまうと、簡単にお歳暮の品を探しに行くことも出来なくなってしまいますし、とても不便です。

豊田の最高の立地にあった松坂屋豊田店、地元民にとっては、いざ閉店するとなると、寂しいですね。

松坂屋豊田店は閉店後どうなってしまうのでしょうか?

松坂屋豊田店閉店の背景は?

松坂屋豊田店の閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?
引用元:日本経済新聞

大丸と松坂屋ホールディングスの共同持株会社「J・フロントリテイリング」は、2021年9月30日にに松坂屋豊田店を閉店すると発表しました。

豊橋市の『ほの国百貨店』が閉店、8月には『西武岡崎店』の閉店も決定しており、とうとう三河地区から百貨店が消滅することに…

 
松坂屋豊田店は2001年10月、豊田市駅西口市街地再開発の一環で、豊田市駅前に立地する駅前再開発ビルの中核テナントとしてオープンしました。

もともと2000年に経営破綻により閉店した『豊田そごう』の後を引き継ぐ形でした。

松坂屋のマークが一際目立ち、豊田市の中心市街地でを象徴するものの一つで、市民に親しまれてきました。

オープン後は、年商は2007年2月期に101億円をつけピークになりましたが、衣料品の販売不振などで2020年2月期には69億円とピーク比3割減っています。

それでも、2020年2月期はなんとか200万円というわずかでも営業黒字を確保していたのですが、Jフロントは「減収傾向が続き、今後の成長の見通しが難しい」と判断したようです。

この閉店により、Jフロントは減損など8億円の損失を計上することになっています。

  
このように、閉店する原因は、近年の大きな損失が原因で、Jフロントは閉店せざるを得ない状況に追い込まれたということになりますね。

 
ここ最近は、ガラリと商業形態が変わってきて、全国各地で百貨店が閉店に追い込まれています。

というのも、いわゆる「カテゴリーキラー」と呼ばれる小売店が登場し始めたことによって、松坂屋のような百貨店は衰退してきました。

紳士服だと「洋服の青山」や「Aoki」、軽衣服なら「ユニクロ」や「しまむら」といったこれらのお店は、単に価格の安いだけでなく「この品質でこの価格ならいいか」といった適度な価格と品質のバランスで勝負するカテゴリーキラーが一般人のニーズに合ってきたためだと思いますね。

また、電器店でいうと、「ヤマダ電機」や「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」、スポーツ用品は「スポーツオーソリティ」や「スーパースポーツ」などいった小売店の登場で、これらの商品は百貨店では太刀打ちできない形となりました。

 

ただし、百貨店でしか手に入れられないような、高級食材や高級ブラント商品などがありますので、百貨店の価値もあります。

松坂屋豊田店は、立地がとても便利なところにあるというのも手伝って、普段は足を運ぶことがないけれど「いざという時の百貨店」として、結構踏ん張っていたと思うんですけどね…

これからの時代、百貨店は大都市でしか営業できないとは思っていましたが、「松坂屋豊田店」もこの時代の渦に巻き込まれてしまったようです。

松坂屋豊田店は閉店後どうなるの?

さて、2021年9月に閉店する松坂屋豊田店は、閉店後、一体どのようになるのでしょうか?

実のところ、まだ「これになる!」といったところまで決まっておらず、現在はまだ、関係者の間で協議が進められている段階です。

なお、「T-FACE B館1〜11階」と「A館7〜9階」は、松坂屋閉店後も営業を継続されるようです。

Jフロントは、現在、松坂屋豊田店で働いている、グループ会社含む100人近い従業員のリストラは行わず、配置転換により雇用を継続することを考えているとのことですが、

100人もの人を別の地方へ転勤させるわけにもいかないし、地域密着型で、地元から出勤している従業員も多くいると思うので、配置転換するのはなかなか難しいですよね。

もしかしたら、松坂屋の跡地をなんとかしようと何かを企んでいるのかもしれません…

 

豊田市では、昨年2019年の「ラグビーワールドカップ」も契機になって、「中心市街地のにぎわいづくり」に向けての取り組みが進められていますよね。

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松坂屋豊田店の閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?
引用元:号外NET豊田市

ペデストリアンデッキは「ナニコレ珍百景」でも紹介されて、豊田市駅は賑わいをみせています。

松坂屋のビル『T-FACE』は豊田市などが出資する「豊田まちづくり株式会社」が所有しています。

太田稔彦豊田市長も「営業終了は残念。ビルの再生に向けて協力していく」とコメントしていますので、

松坂屋の跡地も、間違いなくこの「中心市街地のにぎわいづくり」に向けての取り組みに加わってくると思います(^^)

豊田市街地の中心地の大きなスペースが自由に使えるので、次はどのように今場所が生まれ変わるのかとても楽しみです(^^)

豊田市行政は、今まで長年にわたり進めてきた豊田市の歴史と今の時代を見つめ直し、「豊田市の真の活性化」に向けて、市民のために真剣に取り組んで頂きたいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

豊田市駅で存在感を示していた松坂屋豊田店なのですが、2021年9月に閉店してしまうことが決定してしまいました。

豊田市から松坂屋が消えてしまうのは、とても悲しいのですが、それに成り代わる何かもっと今の時代にあった商業施設に生まれ変わる可能性が高いと思いませんか?

『T-FACE』は豊田市駅から近い最高の場所ですので、あのようなメインの立地を無駄にするようなことはないと思います。

この松坂屋閉店を機に、今の豊田市の風土にあった、新しい商業施設が生まれることを楽しみにしたいと思います(^^)

それでは、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!