こんにちは、Tomoです(^^)
今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます(^^)
滋賀県大津市にある京阪石山坂本線の京阪膳所駅から琵琶湖寄りの約500m先にある、西武大津店が2020年8月31日に閉店することを発表しました。
西武のような百貨店には何でもそろっているので、高級ブランド品や食材をを買いたいときや、家族や親せきと美味しい食事を食べにいくときに利用しますよね(^^)
僕のような一般庶民は、なかなか頻繁には行くことがないのがそごうなのではないでしょうか。
ですが、いざ西武がなくなってしまうと、簡単にお歳暮の品を探しに行くことも出来なくなってしまいますし、とても不便です。
西武大津店は閉店後どうなってしまうのでしょうか?
※2019年12月18日更新
西部大津店の跡地についての最新情報を追記しました。
西武大津店閉店の背景は?
そごうと西武百貨店を傘下に抱える「セブンアンドアイホールディングス」は、2020年8月にそごう徳島店/西神店と西武大津店/岡崎店、2021年2月にそごう川口店の計5店を閉店すると発表しました。
どの店舗も、そごうが立つほどの都市ですから、その都市や地域で商業の中核を担っている施設です。
このほか、イトーヨーカドー33店、約1,000店のセブンイレブンも閉店するそうで、3,000人規模の人員削減を図るとのこと。
西武グループの創業者は故堤康次郎氏は、滋賀県出身ですので。この西武大津店の閉店は、創業の地での閉店が決まったということにもなります。
また、大津市にとっては、2017年の大津パルコ(現オーミー大津テラス)に続く大型商業施設の撤退になります。
西武大津店は1976年、大津市のランドマークの一角としてオープンしました。
西武大津店の建物は、戦後の代表的建築家で、大阪万博の「エキスポタワー」などの作品で有名な故菊竹清訓氏が設計したもので、オープン時の西武の力の入れ具合が良くわかりますよね!
その後、1993年2月期がピークで371億円にまでのぼった西武大津店の売上高は、2019年2月期は99億7200万円にまで落ち込んでいました。
このように、閉店する原因は、大きな損失が原因で、「セブンアンドアイホールディングス」は構造改革を行うせざるを得ない状況に追い込まれたということになりますね。
大津から京都まで電車で10分程度、大坂までも1時間もかからないので、大津は京都や大阪での勤務者のベッドダウンとして人口増となる一方で、近さゆえに消費の流出が浮き彫りとなったようです。
かねて大津市の課題である中心市街地の空洞化が加速する可能性もあります。
でも、西武大津店が閉店する上で、何よりも一番に考えて欲しいことは、西武大津店の閉店で職を失う従業員のことです。
ちゃんと次の就職が決まるまでサポートしてして頂きたいですね!
西武大津店は閉店後どうなるの?
さて、2020年8月に閉店する西武大津店は、閉店後、一体どのようになるのでしょうか?
西武大津店の建物や土地は2019年2月に、マンション大手「長谷工コーポレーション」(東京都港区)に既に売却されていますが、
同社の広報部によるとまだ「今後の計画は決まっていない」ということです。
ただし、先ほども記述した通り、西武大津店の建物は、戦後の代表的建築家で、大阪万博の「エキスポタワー」などの作品で知られる故菊竹清訓氏の設計による店舗建物は街のランドマークでもあるだけに、建物の取り壊しはせず、跡地を再利用するのではないかといわれています。
でも、形あるものはいつかは壊れるもの!
確かにすばらしいデザインの建物ではあるのですが、それに気を使って、似たような商業施設にしてしまっては、西武大津店の失敗の二の舞になってしまいます。
大津は滋賀県の県庁所在地であり、人口も多く、京都や大阪へのアクセスがとてもよいので、その利点を生かした開発を考えて頂きたいと思います。
例えば、東京都心から1時間ほどのベッドダウンでも結構栄えている街がたくさんありますので、それらと大津を比べて、どのような街作りをしたらよいか、「長谷工コーポレーション」は大津市とも協力して真剣に調査して欲しいです。
この西武閉店で、この土地をどのように生まれ変わることが出来るかで、大津市の空洞化問題の運命が分かれるといっても過言ではないと思います。
行政や企業は、今の大津市の姿を見つめ直し、「大津の真の活性化」に向けて、市民のために真剣に取り組んで頂きたいと思います。
個人的には、京都や大阪の人たちからも注目されるほどの、今流行の大型のショッピングモールを建設して、他の都市にはない特徴のある、地元民にも愛されるような街づくりに貢献して頂きたいと思います。
それから、西武の跡地という話から大津市の復興という話に発展してしまうのですが、日本一の琵琶湖はとても美しいので、洒落た世界有数の別荘地街を作って、大津市のブランド力を上げるっていうのもいいのではないでしょうか?(^^)
別荘地の街をつくれば、京都ファンの海外のセレブたちが買うのではないでしょうか?
ちゃんと規制も厳しくすれば、湖畔が人ごみになるような心配もないし、今の時代、自然を荒らすという方向には絶対にいかないと思うので、面白い手だと思うのですが・・・
※2019年12月18日更新
大津市によりますと、11月5日と12月2日に土地建物を所有している長谷川こーぼレーションと大津市の間で面談が行われ、
当該地一帯が都市計画法上の商業地域であることからも、大津市は跡地を引き続き商業施設として活用するように要請したということです。
一方、ちまたでは、長谷川コーポレーションは、大手のマンションデベロッパーであり、周辺でもマンション開発が進み、
商業施設が売却されるなど動きが活発化していることから、マンションになる可能性も残されており、
跡地の行く末は、まだ難航しそうな気配が漂っています。
今のところ、マンション案の方が強い気配ですが、大津市の一等地ですので、もっと周りの意見を聞いて、慎重に検討して頂きたいですね。
※2019年12月10日更新
長谷工コーポレーションは「マンション」を造っていく計画の方向で動いていたようなのですが、
住民の声は親しみのある商業施設であったこともあり商業施設の存続が望まれているということで、
大津市より長谷工コーポレーションにその旨を伝えたことが明らかになりました。
やはり商業施設にした方が、街が活性化されますし、買い物が便利になるので、住民の気持ちがとてもよく伝わってきますよね。
ですが、西武大津店の二の舞になる懸念もありますし、長谷工コーポレーションとしては慎重に検討していく必要がありますね…
まとめ
いかがでしたか?
西武大津店が2020年8月に閉店することによって、大津市どころか滋賀県から百貨店が消えてしまいます。
とても悲しいのですが、それに成り代わる何かもっと今の時代にあった商業施設に生まれ変わるチャンスだと思いませんか?
この西武閉店を機に、今の大津の風土にあった、新しい商業施設が生まれることを楽しみにしたいと思います(^^)
それでは、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!