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高島屋港南台店の閉店後はどうなる?跡地の再開発は進んでる?

こんにちは、Tomoです(^^)

今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます(^^)

JR根岸線の港南台駅より徒歩1分、高島屋港南台店は2020年8月16日に閉店します。

 
僕は、高級ブランド品や食材をを買いたいときや、美味しい食事をするとき、毎年、親戚にお歳暮を出すときなど百貨店を利用していました。

僕のような一般庶民は、なかなか頻繁には行くことがないのが百貨店なのではないでしょうか。

ですが、いざ、百貨店がなくなってしまうと、簡単にお歳暮の品を探しに行くことも出来なくなってしまいますし、とても不便です。

港南台の最高の立地にあった、高島屋港南台店、地元民にとっては閉店するとなると、寂しいですね。

高島屋港南台は閉店後どうなってしまうのでしょうか?

高島屋港南台店閉店の背景は?

 

株式会社高島屋は、2019年10月11日、経営不振のため2020年8月16日に高島屋港南台の営業を終了すると発表しました。

高島屋は同時に、ららぽーと海老名に出店しているタカシマヤスタイルメゾンについても2020年2月に営業を終了すると発表しています。

 
高島屋港南台店は港南台駅開業10年後の1983年10月に開店しました。
地上5階・地下1階の6フロア展開で各種ファッションから雑貨、食品まで幅広く地域住民の買い物ニーズに応える形で、港南台の発展に貢献してきました。

1990年代がピークで、1991年度は約180億円の売上を達成しました。

ただし、2014年度以降は赤字続きとなり、

2016年9月にインテリア・家具小売業の大手「ニトリ」を4階、5階に入れるなどの集客力拡大戦略を行い、

2017年度は一時黒字に回復したのもつかの間、2018年から再び赤字に陥り、

2019年2月期の売上高はピーク時の半分以下の79億7900万円となりました。

 
 

このように、閉店する原因は、大きな損失が原因で、「ほの国百貨店」は閉店に追い込まれたということになりますね。

 
高島屋は営業終了の理由として、
「人口減少や高齢化といった経営環境の変化、国内消費の不透明な先行きで営業継続は困難と判断した」と答えています。

港南台は神奈川の中心横浜から電車で30分弱のところにあり、電車通勤に程よい距離のところにあり、

1980年代から1990年代にかけて、急発展を遂げて、ちょっとしたセレブの街のような感じで、庶民の憧れの場所でもありました。

 
でも当時に港南台に移り住んだ住民の多くは、70代、80代ですから、街もサビれてきたということかもしれません。

第2世代を港南台に留めるような工夫が、必要だったと思いますね。

大都市ではなく、郊外で街を開発するときに考慮しておかない課題を改めて浮き彫りにした事例が港南台だと思います。

横浜が近すぎるということも、港南台店の客離れの原因だと思います。

近くの横浜に行った方が、いろいろと商品を選べますからね。

港南台はベッドタウンとして徹した方が良かったのかもしれません。

 
そして、ここ最近は、ガラリと商業形態が変わってきました。

というのも、いわゆる「カテゴリーキラー」と呼ばれる小売店が登場し始めたことによって、そごうのような百貨店は衰退してきました。

紳士服だと「洋服の青山」や「Aoki」、軽衣服なら「ユニクロ」や「しまむら」といったこれらのお店は、単に価格の安いだけでなく「この品質でこの価格ならいいか」といった適度な価格と品質のバランスで勝負するカテゴリーキラーが一般人のニーズに合ってきたためだと思いますね。

また、電器店でいうと、「ヤマダ電機」や「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」、スポーツ用品は「スポーツオーソリティ」や「スーパースポーツ」などいった小売店の登場で、これらの商品は百貨店では太刀打ちできない形となりました。

 

ただし、百貨店でしか手に入れられないような、高級食材や高級ブラント商品などがありますので、百貨店の価値もあります。

これからの時代、百貨店は大都市にお任せするしかないということですね。

高島屋港南台店は閉店後どうなるの?

さて、2020年8月に閉店する高島屋港南台店は、閉店後、一体どのようになるのでしょうか?

実のところ、まだ何も決まっていませんが、再開発の方向で、関係者の間で協議が進められている段階です。

港南台店が入居するビルは相鉄グループが所有していますが、閉店後のテナントは現時点で未定とのことです。

 
この高島屋の閉店は、港横浜市港南区にとっても深刻な問題だと思います。

ぜひ行政も一緒になって、港南区全体の活性化を考えて再開発を進めていただきたいと思います。

高島屋港南台店は、港南台駅前の最高の立地場所なので、また、メインとなる商業施設が入ることになると思いますが、ここをどう再開発するかで港南台の運命が分かれるといっても過言ではないと思います。

行政は、今まで長年にわたり進めてきた再開発を見つめ直し、「港南台の真の活性化」に向けて、市民のために真剣に取り組んで頂きたいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

港南台からが百貨店から消えてしまうのは、とても悲しいのですが、それに成り代わる何かもっとすごい商業施設に生まれ変わる可能性が高いと思いませんか?

港南台駅のすぐ前にある最高の場所ですので、あのような大きな土地を無駄にするようなことはないと思います。

この高島屋港南台店閉店を機に、港南台の風土にあった、新しい商業施設が生まれることを楽しみにしたいと思います(^^)

それでは、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!