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H&Mが閉店する店舗はどこ?日本撤退の可能性は?売上業績をもとに調査!

 
こんにちは、Tomoです(^^)

今日も「Tomo’s Walking Discovery」にお越しいただき、誠にありがとうございます!

スウェーデンのファストファッション大手H&M(ヘネス・アンド・ マウリッツ)が、来年、開店と閉店の差し引きで250店舗を閉店する計画を明らかにしました。

新型コロナウイルスの流行を受けて、オンライン販売が増えていることが背景なのだそうです。

オンライン販売がメインになってくれば、店員の人件費削減につながりますし、会社経営側としては当然考えることだろうと思いますが、

我ら一般市民にとっては、最寄りの店舗が閉店することになるのかが心配ですよね!

やはり服は手に取ったり、試着して買うのが確実ですから…

そこで、H&Mの閉店する店舗の情報があるかしらべてみることにしました!

2020年に170店舗・2021年に250店舗が閉店!今後の閉店の計画は?

H&Mグループはこの7月に年内に170店舗を閉店するとことを発表したばかりなのですが、

なんと来年の2021年は、現在の店舗数の5%に相当する250店舗を開店・閉店の差し引きで閉鎖する予定である計画を明らかにしました。

ヘレナ・ヘルマーソン(Helena Helmersson)CEOは、

「新型コロナウイルスによって消費者の買い物の動向が急激に変化し、ファッション小売業のデジタル化が加速することは明らかである」

と話しており、

実際に、過去数年は閉鎖店舗数が新規出店数を上回っていて、徐々にオンライン販売をメインに転向していっているのが分かります。

新型コロナウイルスのロックダウン(都市封鎖)によって、4月中旬頃から全世界のグループ店舗のうち約8割が臨時休業となり、2020年第2四半期(2020年3月1日~5月31日)の売上高は前年同期比の50%減となったといいます。

ですが、このような中、オンライン販売による売上高は同32%増と好調だったという。

店舗を持つということは、そのお店の賃貸料、店員の人件費がかかり、収入となる売上以上に原価に大きな打撃を受けているはずです。

数年前から徐々にデジタル化に伴い、店舗販売からオンライン販売にシフトしてはいましたが、
この新型コロナウイルスで急速に対応することになったのだと思います!

H&Mが日本撤退の可能性は?

オールドネイビー、アメリカンイーグル、FOREVER21といったファストファッション業界が、日本上陸した時は、大きなニュースとなり話題になりましたが、あっという間に日本から撤退していきましたよね。

あとは、日本に残っているのは、この業界で世界1位のZARAと2位のH&M。

ZARAも、2021年までに傘下ブランドの1000〜1200店舗を閉鎖する計画となっており、

H&MもZARAも非常に怪しい雲行きになっています。

H&Mも日本から撤退する可能性はあるのでしょうか?

 
H&Mといえば、イオンやららぽーとといった大型ショッピングモールの中でも大きな面積を誇る大型店で、価格が安いというイメージがありますよね。

H&Mが日本に上陸した2008年から数年間は、その戦略が功を奏して、ショッピングモールの顔となり、売上と経常利益を順調に伸ばしてきました。

ですが、このグラフを見てください。

H&M売上グラフ
引用元:WWD

このグラフは日本ではなく、H&Mグループ世界全体の売上と営業利益・店舗数を表したグラフですが、売上と店舗数は伸ばしながらも、2015年をピークに営業利益は下降の線を描いています。

その後、2020年の3〜5月期では新型コロナの打撃で赤字を予定するまで落ち込んでいましたが、

オンライン販売をメインに本格的に切り替え、6-8月期の決算は利益が予想を上回りました。

その事実が物語っており、これから先も店舗数の削減は避けられないことになるでしょう。

オンライン販売の売上の状況次第では、日本からの店舗撤退の可能性も十分にあると思います!

H&Mが閉店する店舗はどこ?

さて、2020年には170店舗、2021年には250店舗の閉店を予定しているH&M、日本の店舗では何店舗閉店するのでしょう。

H&Mの日本支社では、具体的に閉店する店舗名を明かしていないのですが、2021年に閉店する250店舗が現在の世界店舗数の5%ということですので、今年閉店する170店舗も合わせると、単純計算で現在の8.4%が閉店することが明らかになっているということですね。

そこで、こちらのページから、現在の日本の店舗数を数えてみたところ、北海道・東北:7店舗、関東:35店舗、中部:20店舗、近畿:20店舗、中国:6店舗、四国:3店舗、九州:11店舗で、日本のH&Mの店舗数の合計は現在102店舗

そのうちの8.4%となると8~9店舗が閉店するという計算になります。

ですが、今までオールドネイビー、アメリカンイーグルなど日本から撤退している過去から考えると、日本は優先的に閉店を迫れる可能性が高いと思うので、もっと多くの数の閉店となるかもしれません。

店舗毎の売り上げランキングのデータを見つけることが出来なかったので、どこの店舗が閉店するか予想できなかったのですが、都心で面積が広く店員が多いのに閑古鳥が鳴いているような店舗が、閉店する店舗の対象になるのではないかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

オールドネイビー、アメリカンイーグル、FOREVER21といったファストファッション業界が日本から撤退していった中、H&Mも閉店数を増やし、日本撤退の危機になっています。

オンライン販売が進員でいる中、やはり新型コロナがこれに大きな歯車をかけたようですね。

本当に、新型コロナは世界が大きく変えてしまいました。

これからも何が起きるか分からない時代なので、企業もまたこのようなことが起きることに備えた準備をしていくのではないかと思います。

H&MやZARAもいつ日本から撤退しても不思議ではない状況なので、まだ店舗があるうちに、ショッピングを楽しんでおきましょう!

それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!